【危険！古い車の走行充電器は配線に注意！】

ムービングベースの藤谷です！

先日VWヴァナゴンのお客様がいらっしゃいました！ オシャレでかっこいいですねー！こんな車で旅してみたい！

相談内容は 「走行充電が全然出力しない」とのことでした。 ご自身でサブバッテリーシステムを構築され、確認すると他社の走行充電器で良くて10Aしか発電しませんでした。 走行充電器はメインバッテリーに繋がれていますが、いまいちメインバッテリーの電圧も低い。

辿っていくと、メインバッテリーは満足に充電しておらず、オルタネーターに原因があると思い、エンジンルームをチェックすることになりました。

すると、オルタネーターとメインバッテリーを繋ぐ配線が8sq程度で細く、超絶発熱し90度近くまで発熱しておりました！ 被覆も裂けていて、危険な状態でした。

8sq程度しかない配線にメインバッテリーとサブバッテリーを同時に充電する能力は当然なく、ここを経由してサブを充電しようとしていたと思うと、いつトラブルが起きてもおかしくない状況でした。

オルタネーターから配線を引き直させていただいて、走弊社の行充電をとりかえてメインバッテリーの状態を監視しながら走行充電するシステムへとグレードアップさせました。

こうすることで10Aしか充電が出なかった車両がアイドリングで60A弱まで強化することができました！

アース不足な部分や配線不良箇所も発見してしまいましたので、そちらもしっかり是正させていただきました。

ご自身で作業された場合、思わぬ落とし穴があったりします。特に走行充電は大電流が流れる部分なので一度点検をオススメします！！ 点検だけでもお気軽にどうぞ(^^)